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熊本県椎茸農協が第80回通常総会

記念特別表彰と栽培セミナーも実施

総会

◆熊本県椎茸農業協同組合(城憲輔代表理事組合長)は9月15日、熊本市中央区のホテル熊本テルサで第80回通常総会を開催した。◆総会では、令和7年度事業報告および剰余金処分案、令和8年度事業計画および関連事項、出資配当金の全額増資、次回総会までの予算執行について審議し、いずれも原案どおり承認された。令和7年度は、厳しい生産環境が続く中にあっても、当期剰余金を計上した。◆同年度の乾しいたけ集荷量は102.2トンで、前年実績112トンの91%となった。秋子は高温と少雨により発生が遅れ、春子も少雨に加え、新ほだ木の高温障害や雑菌被害などの影響を受け、前年を下回った。◆こうした状況の中、同組合では主産地での集中集荷や出荷促進、巡回指導に取り組んだ。また、環境センサーを活用した栽培管理など、生産の省力化・安定化に向けたDX実証を進めた。◆令和8年度は、組合への加入促進をはじめ、乾・生しいたけの直販強化、補助事業で導入した生産施設の有効活用、新規入札業者の参加促進などに取り組み、共販・購買事業の拡充を図る。◆総会後には、第80回通常総会の節目を記念した特別表彰式が行われ、笹本優彩(ささもと・ゆい)さんに「熊本県椎茸農業協同組合 特別賞」が贈られた。◆笹本さんは、きのこを題材に独自の感性で制作した作品が、全国特別支援学校長会「第32回文化祭造形部門」で入賞した。若い世代がきのこに関心を持ち、その魅力を作品を通じて広く伝えたことをたたえ、城組合長から表彰状と記念品が贈られた。会場には入賞作品も展示され、出席者から温かい拍手が送られた。◆表彰式に続いて行われた栽培セミナーでは、組合員が講師を務め、組合とのつながりや日頃から築いてきた信頼関係について語るとともに、自らの栽培経験や技術を惜しみなく参加者に伝えた。また、種菌メーカーによる栽培研修も行われ、参加した生産者らは今後の栽培管理や生産技術について理解を深めた。